京つう

  日記/くらし/一般  |  洛中

新規登録ログインヘルプ



2017年08月01日

良い状態を維持していくように『定期検診』をしていくのです

歯周病はかつては歯槽膿漏と言われていました。歯と歯ぐきの隙間から細菌(原因菌)が入り込み、歯を支えている歯ぐきや骨を溶かしていき、進行末期には歯を失うこともあります。その進行状況により歯ぐきの発赤・腫れ・出血、口臭、歯のぐらつきなど様々な症状が現れます。
口腔内カメラ
しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているという危険な疾患です。進行した末期の場合は歯を失うこともあります。永久歯の抜歯の原因の第1位が歯周病であることが調査結果にも出ていることから、歯周病に気づかすに進行してしまっていたというケースが多い、とても怖い病気です。
超音波スケーラー
歯周病の原因は『歯石』と『歯周病菌』です。歯の表面に付着した汚れと細菌は、唾液の成分で硬くなります。これが歯石と呼ばれるもので、増殖した歯周病菌のかたまりです。
歯石の中で凝縮された細菌の出す毒素の影響で歯茎に炎症が起こります。すると歯茎の炎症を鎮めようと血液が集まるので、『歯茎が腫れる』、『歯茎から出血する』といった症状がでます。この状態を放置すると、歯を支える組織の破壊がさらに進み、歯茎に続いて骨が破壊されて溶けていきます。
歯科材料

骨は上から(歯の先から根元の方向に向かって)徐々に溶けていき、骨の支持が無くなった歯茎も減っていきます。すると歯茎で覆われていた歯の根の部分が見えるようになります。年をとって『歯茎がやせた』・『歯が伸びた』ように感じるのはこのためです。また、骨の支えが無くなるので『歯がグラグラ』になるのです。その頃には、歯茎に感染した部分から膿が出るようになり、その臭いで『口臭が気になる』ようになります。

歯周病の治療は“将来どれだけ歯を残すか”という歯の保存を重視する治療を行うことになります。その為、歯周病の治療は通常、治療と予防の2段階で行います。治療は『歯磨きの練習』や『歯石とり』で予防は『定期検診』です。まず、歯周病の検査をして重症度を診査します。その後、歯磨きの練習や専用の器具や機械を使って歯石を除去して炎症のない歯茎にしていきます。

この時、麻酔や専用の薬が必要になる事もあります。また、重症化した歯周病の場合、全身的な影響も考えて歯茎の手術や抜歯が必要になる事もあります。治療の効果を判定しながら『歯石とり』を進めていき、治癒すれば“治療”を卒業して“予防”の段階にステップアップしていきます。良い状態を維持していくように『定期検診』をしていくのです。



Posted by みなみなみ  at 16:21 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
みなみなみ